人の身体の関節は350くらいあって絶妙かつすごい機能です。
いろいろな方向に曲がる種類の関節があり、
1日に約10万回も動かされているらしいので、ちょっとしたズレが
いろんな症状を出現させることがあります。
先日のブログで自己メンテナンスのことを書かせていただきました。
骨盤がずれているとか、骨がずれているとか言われ、ずれている骨を治したい!整えたいと思われる方が意外と多いです。
それはそれでいいですね~^^
骨には腱や靭帯が付いていて、筋肉や腱には紡錘細胞と言って長さを感知して、保護・調節する役目の細胞があります。
ズレと言ってもここでは脱臼や亜脱臼ではなくちょっとした関節遊びのズレのことなのですが、
関節と関節は筋や腱などでつながっているので一つのひっかかりが他の部分も引っ張ってしまうイメージがあります。
関節の数と動かされている回数を考えると身体への影響は少なからず出そうです。
たとえば足が疲れてくるとサスペンションの役目をしている膝近くのスネの関節が下がってきたり、関節がでこぼこしていたり、
たとえば手足の指を使いすぎて腰痛や五十肩になったりもします。
そういう場合はメンテナンスが手指や足首だったり、骨盤だったり腹部だったりします。
昔のロボットは関節数が少なくて、ぎこちなかくてロボットらしく・・ウィーンガタンゴトン・・
今のロボットは関節数が増え動きがなめらかになりとてもスムーズ。
(携帯電話にまで関節があったりする時代ですが・・)
関節を多く作る連動させるというのは技術的に難しいそうです。
そう考えると人間の関節はこれだけ多くても連動できるってすごいな~って感動します。。
しかも関節のの多くは手足に集まっているそうです。
(関節のズレの動かし方)
関節の矯正や調整には意外にも、強い刺激より柔らかい刺激の方が動きやすいようです。
「ふれる」とか「さする・なでる」くらいの圧で充分です。
特殊な技術ではないので慣れてくると、ある程度自分でも調整が出来ます。
特に関節の数の6割くらいが集中している手足はとても大切で、
手や足の関節の調整だけでも肩、首、腰、股関節が少し楽になります。
(やってみましょうコーナー!)
1分で簡単メンテナンスコーナー^^
まず腕をあげて感覚をみてみます。
少し硬い指をまわして
もう一度あげると・・・あら不思議
上がりやすくなりまーす。
足でも同じです。
準備運動代わりにやってみてくださいね~^^